言葉の力。体験の力。あなたの力。

僕はコピーライティングを学んだ事がないし、
AIDMAやPASONAをはじめとする型を
意識した事が一度もありません。

コピーライティングの技術は
「心理的」な側面から見て「感情の動き」を
意図的に誘発する技法とも言えます。

この時点で、理論に基づいたコピーの終着点は、
70点のメッセージになる技術。
さらには均一化されていくスキルに。

書けない人にとっては、
70点の反応が取れるレターが
手に入る価値は非常に高く、
これも人を喜ばせる事には繋がります。

ただ、僕にとってビジネスは
自己表現のフィルターです。

独立に至る背景が今の僕を形成しています。

今から30年ほど前、
僕は14歳の頃に音楽を始めました。

当時の僕にとって、
自己表現のフィルターが音楽。

音楽の凄さは、
音と記憶を結びつける強さにあります。

例えば、懐かしい音楽が街中で耳に入ってきた時、

・高校時代を思い出す事があるかもしれません
・部活に没頭した事を思い出すかもしれません
・苦しかったあの日の事を思い出すかもしれません

曲を聴くと、その時の背景が掘り起こされる。
音楽が1人1人の人生に密接になって記憶に紐づいている。

これってすごい事だなと。

誰かの記憶に残るものを
作ることができたら、

何も持たない僕だけど
この人生を誇れるような気がしていました。

また、1曲3分で
「聴き手の人生を変える事」もあります。

勇気になった、
希望が見えた、
目標が出来たなど。

僕は自己表現のフィルターを
音楽からビジネスに変えましたが、

それから22年間の月日を経て
確信した事があります。

音楽だけではなく、
僕たちひとりひとりの体験談も、

誰かの勇気や希望、
指針や目標になっていくという事。

音楽と同じように、
あなたの体験談(歌詞)に、

タイトル(曲名)をつけて
1本1本を丁寧に残していく。

体験談は成功云々は関係ありません。
音楽も色々な感情を歌詞にしています。

失敗を語る、辛い経験を語る、
カッコ悪い自分を語る、

成功体験とはまた違った
「リアリティ」がそこにあります。

今回のnoteはスタートラインに立つために、

生成AIを多用していきますが、
行き着く先はリアリティです。

僕は会社経営を通じて、
コミュニティを通じて

自身の体験談にシンプルな
タイトルを付けて発信してきました。

・さあ!今日は誰を全力で喜ばせようか!
・挑戦者は例外なく、皆尊い。

この一言には、
僕の膨大な体験が詰まっています。

聞こえの良い表層上の言葉ではありません。

中身がしっかり詰まった言葉は、
必ず誰かの心に火を灯します。

誰からも好かれる人を嫌う人がいるように、
全員に浸透する言葉である必要はありません。

ただ、

言葉の力は「体験」に紐付き、
体験の力は「あなた」に紐づきます。


そして、あなたの力は無二の個性になる。

言うほど簡単ではないと感じるかもしれません。

でも、自身の体験に大した価値はないと
考えてしまうのはもったいない。

この言葉を届ける土壌を作って、
僕たちの本来持ち合わせている個性を乗せて、
新たな世界線を満喫していきましょう。