数字は継続の環境作りの一環。目的は認知獲得。

noteを30日間運用してみて、
ひとつ明確にわかったことがあります。
それは「良質な記事を書けば読まれる」というのは、
ゼロスタート地点にいる人にとっては、
幻想に近いということです。
僕は匿名運用で初稿5ビュー。
もちろん、質の高い記事を書くことに
意味がないわけではありません。
ですが、“誰が言うか”という
壁を越えていない段階では、
そもそも読まれないのです。
読まれなければ、どんなに役立つ
ノウハウや考察も届きません。
だからこそ、
僕はまず「認知を獲得する」ことを
最優先に据えました。
noteの運用において
認知そのものは可視化しづらいため、
実践者は挫折の影がチラつきます。
そこで、
ビュー数・フォロワー数・スキ数、
コメントといった数字を
目印として見るようにしたんです。
飽きない工夫、楽しめる要素は
コンテンツの設計でかなり意識ました。
この数字を追うことをゲーム感覚で楽しむ。
それが、noteを続けるための
モチベーション維持にもつながります。
ただ、目的は数字ではなく当然「認知」です。
土壌が出来るまでが新規登録のようなイメージ。
良い文章を書かなきゃという
完璧主義から解放され、
「とにかく認知を得て土壌を作ること」に集中できる。
この設計こそが、挫折を遠ざけ、
継続を可能にする鍵だと思っています。
継続を最優先に、ハードルを下げる
「ブランド設計も完璧にして、
良質な記事を高頻度で投稿して、
商品準備も万全にして運用する」
これが理想であることは間違いありません。
でも、このボリュームをやりきれる人は、
100人と出会っても1人か2人。
ならば、妥協できる部分はどんどん捨てて、
最初は“土壌づくり”だけにフォーカスすればいい。
僕はその考えのもとで、
note攻略の30日間をコンテンツ化しました。
なぜなら、運用期間が長くなればなるほど、
僕自身が詳しくなりすぎてしまい、
「これも伝えなきゃ」
「あれも教えておいた方がいい」と、
土壌作りには不要な情報まで
足してしまうリスクがあると感じたからです。
知識が深くなることが悪いのではありません。
でも、“今の自分”だからこそ
作れるシンプルな設計がある。
その情報量の加減が、noteを始めたばかりの
人にとってはとても大切だと感じています。
土壌の先にあるものは、人それぞれでいい
ときどき、
「土壌ができた後はどうすればいいんですか?」と聞かれることがあります。
でもこれは、
「Xでフォロワーが1万人になったら何をしますか?」
という問いと同じで、正解はひとつではありません。
オプトイン設計をして
プロモーションにつなげる人もいれば、
noteから直通の相談窓口を作る人もいる。
長年の経験や知識を活かした
商品販売に進む人もいるでしょう。
noteの土壌ができた時点で、すでに多くの施策に
挑戦する土台は整っているはずです。
数字を追うのではなく可能性を育てる運用を
単純に数字を追いかける運用を推奨しているという
浅い思想で展開はしていなので安心して下さい。
20年以上マーケターとして活動しています。
数字は認知に付随する1つの指標であり、
継続性を促すゲームのような位置付けです。
数字を通して「継続できる環境を作っている」というのが本質。
noteが伸びると、
次に進むステージが見えてくる。
これはとてもやりがいのあることで、
note運用を通して多くの可能性を感じています。
読まれる土壌が整えば、
誰が言うかの壁は超えられます。
そしてその壁を越えたとき、
良質なコンテンツもようやく本来の力を発揮します。
だから、まずはゲーム感覚で
土壌を育ててみてください。
あなたの発信が、誰かの心に届く日が
必ず来ると信じています。
